ラブドールのメイクが落ちた・にじんだときに、自分で直すための完全ガイド。安全なメイクの落とし方、なぜ水性コスメ以外は使ってはいけないのか、口紅・眉・赤み・アイラインの部分リペイント手順、つや消し(マット)仕上げと定着のコツ、絶対 NG(アセトン・アルコール・油性)まで。リペイント手順フローと道具リストで、初めてでも失敗しにくいメイク直しがわかります。
メイクは“消耗品”|直せば長く楽しめる
成人向け人形の総称。素材・サイズ・カスタマイズ範囲は多様。">ラブドールのメイクは、使ううちにこすれ・色移り・経年で少しずつ薄くなります。これは不良ではなく、いわば“消耗品”。落ちた部分を自分で部分リペイントできれば、買い替えずに長く美しさを保てます。ポイントはただ一つ、素材を傷めない「水性」だけを使うことです。

メイクが落ちる・にじむ原因
| 症状 | 主な原因 | 対策の方向 |
|---|---|---|
| 口紅・チークが薄くなる | こすれ・接触・経年 | 部分的に水性で足す |
| 眉・アイラインがかすれる | 拭き取り・摩擦 | 細筆でラインを補正 |
| 顔に色移り(にじみ) | 濃色ウィッグ/服+湿気 | 色移り除去後にリペイント |
| 全体がくすむ | 皮脂・ホコリの付着 | やさしく清拭してから判断 |
| 白っぽく変質 | NG 溶剤の使用 | 予防が全て(NG 溶剤を使わない) |
使ってよいコスメ・絶対 NG なもの
コスメ・溶剤の可否
推奨
- 水性のリキッド/パウダー系コスメ・顔料
- 水で落とせるタイプの色材
- 落とすときはクレンジングオイル少量→ 後で水性で拭き上げ
- 仕上げに水性のつや消しで定着(後述)
非推奨
- アセトン(除光液)・アルコール
- 油性化粧品・油性ペン・ラッカー
- 漂白剤・強い化学薬品
- 強くこする/ゴシゴシ拭く
用意する道具
| 道具 | 用途 | 必須度 |
|---|---|---|
| 水性の色材(リキッド/パウダー) | リペイント本体 | ◎ 必須 |
| 細筆・平筆(数本) | ライン・面の塗り分け | ◎ 必須 |
| 綿棒・コットン | ぼかし・拭き取り | ◎ 必須 |
| クレンジングオイル(少量) | 古いメイク落とし | ○ 推奨 |
| 水性つや消し(マット仕上げ材) | 定着・テカリ防止 | ○ 推奨 |
| パレット・水・ペーパー | 色作り・筆洗い | ○ 推奨 |
| 明るいライト・拡大鏡 | 細部の作業 | △ あると安心 |
安全なメイクの落とし方
- クレンジングオイルをコットンに少量含ませ、落としたい部分を軽く押さえる
- 数秒待ってメイクを浮かせてから、やさしく拭き取る(こすらない)
- アルコール不使用のウェットティッシュ等で残ったオイルを拭き取る
- ぬるま湯で軽く拭き、油分を残さず完全乾燥
- 完全に乾いてからリペイントへ(濡れたまま塗らない)
部分リペイント手順(フローチャート)
つや消し・定着で“本物っぽく”仕上げる
塗っただけではテカって浮くことがあります。仕上げに水性のつや消し(マット)材を薄くのせると、肌のマットな質感に馴染み、色もちも良くなります。撮影派は特に効果を実感できます。
仕上げの Do / Don't
推奨
- 水性のつや消しを薄く均一に
- よく乾かしてから触る・装着する
- 目立たない箇所でテストしてから全体へ
- 撮影前はマット仕上げでテカリ防止
非推奨
- 油性・ラッカー系のコート材
- 厚塗りでひび・ムラ
- 乾く前にウィッグ装着(色移り)
- 仕上げ材を目・粘膜部に塗る
自分で直す?プロに頼む?の判断
DIY とプロ依頼の使い分け
自分で直す(DIY)
長所
- 費用が安い・すぐできる
- 口紅・眉・赤みの“部分足し”に最適
- 慣れると雰囲気替えも自在
短所
- 全体の作り直しは難度が高い
- 失敗のリスク(薄く重ねれば軽減)
プロ(メイク直しサービス)
長所
- 全体リペイント・大きな崩れに強い
- 仕上がりが安定
- ウィッグカット等とセットも
短所
- 費用・納期がかかる
- 発送の手間
よくある質問
ラブドールのメイク直しに普通の化粧品は使えますか?
水性のコスメ/顔料のみ使えます。油性化粧品・アルコール・アセトン(除光液)・漂白剤は厳禁——素材を白化・変質させ、補修できなくなります。塗る色材は必ず水性を選んでください。
落ちにくいメイクはどう落とせばいい?
クレンジングオイルを少量コットンに含ませ、数秒置いて浮かせてからやさしく拭き取ります。その後オイルを拭き取り、ぬるま湯で軽く拭いて完全乾燥。除光液・アルコールでこするのは厳禁です。
口紅や眉が薄くなりました。自分で直せますか?
部分的な“足し”は DIY で十分可能です。水で薄めた水性色材を細筆で少しずつ重ね、綿棒でぼかして自然に。口紅は輪郭から、眉は一本ずつ描く意識で。仕上げに水性のつや消しでテカリを抑えると本物っぽくなります。
リペイントがテカって浮いてしまいます。
塗ったあと水性のつや消し(マット)材を薄くのせると、肌のマットな質感に馴染みます。厚塗りはひび・ムラの原因になるので薄く均一に。よく乾かしてからウィッグを装着しましょう(乾く前は色移りします)。
失敗したらどうなりますか?
水性なら乾く前に水で拭き取れます。だからこそ“薄く重ねる”のが安全。完全に乾く前にこまめに確認しながら進めれば、大きな失敗は避けられます。NG 溶剤さえ使わなければ、素材を傷める心配はほぼありません。
全体のメイクが崩れています。プロに頼むべき?
部分的な足しは DIY、全体の作り直しや大きな崩れはプロのメイク直しサービスが安心です。ウィッグカットや撮影とセットのサービスもあります。判断やリペイント材の選び方に迷う場合はお問い合わせへどうぞ。



