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ラブドール ヘッド付け替え・複数ヘッド運用 完全ガイド|M16 交換手順・互換性・固着の直し方

1 体のボディで“何人もの彼女”を。M16 規格の交換手順から異素材の危険、固着・グラつきの解消まで

ラブドール ヘッド付け替え・複数ヘッド運用ガイド カバー画像|Lovestill 編集部

ラブドールのヘッド付け替え(交換)を、初めてでも失敗しない手順で徹底解説。M16 ジョイントの仕組み、メーカー別の互換性表、写真付きイメージの交換ステップ、シリコンヘッド×TPE ボディの“溶け”リスクと対策、固着(外れない)・グラつきの直し方、そして 1 ボディに複数ヘッドを運用してコスパ良く楽しむコツまで。カスタマイズ担当が実機の知見でまとめました。

ヘッド付け替えで何が変わる?

多くの成人向け人形の総称。素材・サイズ・カスタマイズ範囲は多様。">ラブドールはヘッドとボディが分離できる構造です。これを活かせば、1 体のボディに対して複数のヘッドを付け替え、まるで何人もの“彼女”を迎えたように雰囲気を変えられます。ボディを買い足すより圧倒的に省コスト・省スペースなのが最大の魅力です。

ラブドールのヘッド単品。首の付け根に M16 ジョイントが見える
ヘッド単品。首の付け根にあるジョイント(多くは M16)でボディと着脱する。

M16 ジョイントとは(規格の基礎)

M16 とは、直径 16mm のメートルねじ規格のこと(メートルねじ(M16・ピッチの基礎知識)(Wikipedia) )。ラブドール業界では首の接続ボルトとして事実上の標準規格になっており、これに対応していればメーカーが違ってもヘッドとボディを組み合わせられる可能性が高くなります。

  • M16=直径 16mmのねじ。首ジョイントの世界共通規格に近い
  • ピッチ(ねじ山の間隔)は並目=2.0mmが一般的。吊り下げ用アイボルト等を買うときは必ず確認
  • WM・Irontech・AXB など主要 TPE メーカーはほぼ M16 で統一され互換性が高い
  • 一部メーカーは出荷時に専用アダプターを噛ませており、外すと M16 穴が現れる

着脱式 vs 一体型|メリット・デメリット

ヘッド着脱式と一体型の比較

着脱式(M16 など)

4.6/ 5.0
長所
  • 複数ヘッドで雰囲気を変えられる
  • ヘッドだけ洗浄・メイク直しがしやすい
  • 収納・搬入時に分離できてコンパクト
  • 故障時にヘッドだけ交換できる
短所
  • 首にわずかな段差・継ぎ目が出る場合がある
  • 締め付けが緩いとグラつくことがある

一体型

3.7/ 5.0
長所
  • 首の継ぎ目がなく見た目が自然
  • グラつきの心配がない
短所
  • ヘッドを替えられない
  • 洗浄・乾燥・収納で取り回しにくい
  • 顔が気に入らないと買い替えに

カスタマイズ性・メンテ性・拡張性のどれを取っても着脱式が有利Lovestill でも多くのモデルが着脱式(M16 系)を採用しています。

交換に必要な道具

ヘッド交換の道具(多くは手だけでも可能)
道具用途必須度
軍手 / ニトリル手袋滑り止め・肌の汚れ防止◎ 必須
ベタつき防止・色移り予防のための定番処理用品。無香料タルクが推奨。">ベビーパウダージョイントの滑りを良くする○ 推奨
モンキーレンチ / プライヤー固着したボルトを回す△ 固い時のみ
M16 ナット 2 個固着時の“ダブルナット”外し△ 固着時のみ
シールテープ / ゴムワッシャーグラつき防止△ 必要時
柔らかい布・タオル作業台に敷いてヘッドを保護○ 推奨

ヘッド交換の手順(フローチャート)

ヘッド交換 7 ステップ
▲ ヘッドの製造・検品工程。ジョイントの構造や扱い方の参考に。

メーカー別 互換性とクセ

M16 規格」でも、メーカーごとに細かなクセがあります。代表的な傾向をまとめました(個体差があるため最終的には実機・メーカー確認を)。

メーカー別の互換性・クセ(一般的な傾向)
メーカー傾向規格クセ・注意点
WM・Irontech・AXB(TPE 主力)M16 で統一互換性が高く混在しやすい
SINO・TopsinoM16(アダプター式)出荷時アダプターを外すと M16 穴が露出
RZR 系M16(ジョイント長め)硬質シリコンは加工が要ることも
SanHui 等の独自系独自規格の場合あり寸切ボルト+ナットで自作変換も可
ART 系M16 汎用版ありオリジナル仕様は吊り下げ保管に不向き

要注意|異素材ヘッド×ボディの“溶け”

最も気をつけたいのがシリコンヘッド × TPE ボディ(またはその逆)の組み合わせです。異なる素材が長期間密着すると、可塑剤の移行で接触面がベタついたり、変色・“溶け”たように見えるトラブルが起きることがあります。

異素材組み合わせの Do / Don't

推奨

  • 同素材どうし(TPE 同士・シリコン同士)で組むのが基本
  • 異素材で使うなら接触面に変換ジョイント・チョーカーを挟み距離を取る
  • 定期的に外して接触面を点検・パウダー処理する
  • 色移り防止に首元へ薄い保護布を当てる

非推奨

  • シリコンヘッドを TPE ボディに密着させたまま長期放置
  • 濃色の服や付属品を汗・熱のこもる状態で接触させ続ける
  • 異変(ベタつき・変色)が出てもそのまま使い続ける
  • 接着剤やオイルで無理に固定する

固着・グラつきの直し方

外れない(固着)とき

  1. 軍手で滑り止めをして、ヘッドを両手で包み反時計回りに少しずつ力をかける
  2. それでも回らなければダブルナット:M16 ナット 2 個をボルトに入れ、互いに逆方向へ締めてロックし、その部分をレンチで回す
  3. ジョイント根元をドライヤーで軽く温めると緩むことがある(温めすぎ注意)
  4. 無理は禁物。破損リスクが高いと感じたら購入店に相談

グラつく・正面で止まらないとき

  1. ジョイントにシールテープを数周巻くと締まりが増す
  2. ゴムワッシャーを 1 枚噛ませて隙間を埋める
  3. 正面で止めたい角度の少し手前で巻き量を調整し、最後のひと締めで正面に
  4. 緩み止め剤はごく薄く。付けすぎると次回外せなくなる

複数ヘッド運用を楽しむコツ

ボディはそのままに、ヘッドだけを増やす運用はコスパ抜群。ヘッド単品はボディ込みより大幅に安いため、雰囲気替えの費用対効果が高いのが魅力です。

複数ヘッド運用のメリット早見
観点ボディ買い足しヘッド付け替え
費用高い(本体まるごと)安い(ヘッド単品)
収納スペース増える最小(ヘッドだけ)
雰囲気替え◎ 手軽に何通りも
搬入・処分負担増ヘッドのみで容易

複数ヘッド運用の Do / Don't

推奨

  • ヘッドごとに専用ウィッグ・アイ・メイクを用意して個性を出す
  • 使わないヘッドはスタンド or 箱で立てて保管(顔つぶれ防止)
  • 保管時はジョイントにパウダー、直射日光・高温を避ける
  • 同一メーカー・同一肌色で揃えると首元の差が出にくい

非推奨

  • ヘッドを裸でうつ伏せ・重ね置き(メイク・まつ毛がつぶれる)
  • 異素材を密着させたまま長期保管
  • ウィッグを付けっぱなしで湿気を溜める(カビ・におい)
  • 強い力で頻繁に締め直す(ねじ山が痛む)

よくある質問

ヘッドとボディはメーカーが違っても付け替えできますか?
M16 規格どうしなら物理的に付くことが多いです(WM・Irontech・AXB などは互換性が高い)。ただし規格が合っても、肌の色味・質感・首の太さ・ジョイント長の違いで段差や色差が出ることがあります。確実なのは同一メーカー・同一シリーズ内での付け替えです。
M16 とは何ですか?
直径 16mm のメートルねじ規格で、ラブドールの首ジョイントの事実上の標準です。ピッチ(ねじ山間隔)は並目=2.0mmが一般的。吊り下げ用アイボルトなどを買うときはピッチも確認しましょう。
ヘッド交換は工具が必要ですか?
通常は手で回すだけで着脱できます。滑るときは軍手や薄いベビーパウダーで対応。固着して回らない場合のみ、モンキーレンチや M16 ナット 2 個での“ダブルナット”外しを使います。いきなり金属工具を使うと破損の原因になります。
シリコンヘッドを TPE ボディに付けても大丈夫?
短時間は可能ですが、長期間密着させると可塑剤の移行でベタつき・変色・“溶け”が起きることがあります。使うなら変換ジョイントやチョーカーで距離を取り、定期点検を。最初から設計されたハイブリッド製品を選ぶのが安全です。
ヘッドが固くて外れません。どうすれば?
軍手で滑り止めして反時計回りに少しずつ。回らなければM16 ナット 2 個のダブルナットでボルトをつかんで回す、またはジョイント根元をドライヤーで軽く温めると緩むことがあります。破損が怖い場合は無理せず購入店へ相談を。
付け替えると首がグラつきます。
ジョイントにシールテープを数周巻く、またはゴムワッシャーを 1 枚噛ませると安定します。さらに、テープの巻き量で“止まる角度”を微調整すると、首を正面・水平に決めやすくなります。
ヘッドだけ買い足せますか?費用は?
多くのメーカーでヘッド単品の取り寄せが可能です。ボディ込みより大幅に安く、雰囲気替えのコスパが高いのが魅力。取り寄せ可否・価格はモデルによるため、お問い合わせからご相談ください。

参考・出典

  1. メートルねじ(M16・ピッチの基礎知識)Wikipedia

この記事は Lovestill 編集部が作成しました。
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